3505編成(後部連結:3537編成) 撮影場所:京成押上線八広駅
形式:モハ3500

制御方式:抵抗制御(1C6M)

編成:4両(2ユニット構成)

最高速度:100km/h

製造:東急車輛・日本車輌・川崎重工

製造年:1972〜1973(3501〜3513)
            1973〜1974(3517〜3553)
            1976〜1977(3557〜3589)
            1978(3593)

パンタグラフ:ひし形・シングルアーム形×5基

冷房装置:分散型

運転範囲:北総線・京成線・都営浅草線・京急線(羽田空港)
  京成線の輸送力増強及び750形等の「青電」グループを淘汰する目的で1972年に導入されました。
京成初の無塗装ステンレス車体(セミステンレス)を採用し、当時は従来の京成のイメージを覆す車両とされていました。

編成は4両ですが、先頭−中間の2両で1ユニットを構成しており4両編成をばらして6両や8両にする事が可能となっています。
制御方式は後の3600形に採用された界磁チョッパ制御が検討されていましたが、全車抵抗制御(3200形等と同じ機器)を採用しています。

1996年からは更新工事が始まり、外観が大幅に変更され室内は3700形に準じた改造が施されました。
これに伴い3500形の京急線乗り入れが可能となり、現在では8連を組んだ編成に限り乗り入れが行われています。
3557以降の更新も検討されていましたが、コストの関係から廃車解体されることになりました。
編成別写真
更新車

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3513編成  |  3517編成  |  3521編成

3525編成  |  3529編成  |  3533編成

3537編成  |  3541編成  |  3549編成

3553編成


未更新車

3573編成  |  3577編成  |  3581編成

3585編成  |  3589編成  |  3593編成

※各編成の正式名称は編成上り方の車両番号(3501である場合は3504編成)です。通し番号の規則を守る為編成の下り方の番号を編成番号としています。

2012年3月4日:3509編成の画像差替