1958年に800形(現タイプではない)としてデビューし、前面は2枚窓の非貫通構造としていました。
1959年〜1960年製造分も非貫通でしたが、都営浅草線乗り入れ開始に伴い現在の顔に変更されています。
1971年製造分からは集中型クーラーが採用され、当初白幕であったこの車輌も後に黒幕へと変更されました。
現在、白幕・分散型クーラーは全車籍を外され一部は高松琴平電鉄に譲渡し第二の人生を送っている車両もいますが、過去に北総開発鉄道(現:北総鉄道)へ譲渡、京成電鉄へリースされた経験を持っています。
うち京成へのリース分は後に千葉急行電鉄(現:京成千原線)にリースされました。
編成は2・4・6・8とバラエティに富んでいますが、2連の単独運転は回送・試運転以外無く、普段は併結して運転されています。
末期は4連と6連で運転されていて、普通運用が中心となっていました。過去には2連と8連がありましたが現在はすべて廃止されています。
2008年2月25日からは、京急創立110周年を記念し1309編成を「ありがとうギャラリー号」、1321編成を「京急110年の歴史ギャラリー号」として活躍していました。
長らく活躍を続けてきたこの車両ですが、2010年6月を持って営業運転を終了し現在はクト2形の牽引用と
して1351編成が籍を残しています。
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